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劇場での上映もそろそろ終わりに近づいたのかな、と思い、終了する前に2回目の鑑賞をしたのですが、改めて感じたのは、主役であるはずのジャック・スパロウの見せ場があまりにも少ないということでした。 この作品中での彼らしい見せ場ってホントに少ないと思うんですよ。 この作品はデップの単独主演ということでしたが、彼よりはるかにナイトレイやラッシュの方が目立ってると感じたのは自分だけでしょうか? 例えば...ナイトレイ演じるエリザベスが最後の闘いを前に味方を鼓舞して、海賊長たちがそれに応えてそれぞれの旗を掲げるという、この作品のクライマックスへと向うシーンがありますが、ここはジャックに演説ぶって欲しかったです。 ジャックというキャラは大勢を前にして演説ぶるタイプのキャラではないとはわかっていますが、主役というからにはこういうところで格好良く目立ってもらわないといけないのでは? それと、たくさんのジャックが出てくるシーン、いわゆる「マルチブル・ジャック」はいらなかったと思います。 彼の内面の葛藤というか、様々な想いをこういうカタチで見せてるのはわかりますが、彼はそんなタイプじゃないのでは? 劇中で「先を読んでるのか、行き当たりばったりなのか」とジャックを評しているシーンがありますが、そういう心の内面の掴みどころの無いところこそが彼の持ち味だと思うんですよ。 ラストシーン。 「カリブの海賊」のテーマ、「ヨーホー」を口ずさみながらラム酒をラッパ飲みするジャック...バルボッサたちを出し抜いて宝の地図を手にして大海原に消えてゆく...このシーンがこの作品で最もジャックらしさが出てるのではないかと自分的には思っています。 少なくても自分はこのシーンのためにだけでもDVDを購入すると思います。 星三つの評価はこの作品でのデップの演技に対してではなく、デップという独特のオーラを持った俳優の存在を勿体なくも中途半端にしてしまったことに対して...ということにします。 次回作はこのようなことがないように願ってます。
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